AWS Jamの紹介
AWS JamとはAWSのユースケースに基づいた問題をチームで解決に取り組むイベントです。問題を解決するとチームに得点が入り、チーム対抗で得点を競うようなゲーム形式で、楽しくAWSを学ぶことができます。
AWS Jamは AWS クラスルームトレーニングまたはAWS re:inventやAWS re:inforceなどのグローバルイベントでも開催されいます。
AWS Summit Tokyoでも毎年AWS Jamが開催されていて、セッションの申し込み開始からすぐ満席になるほど大人気なセッションの一つとなっています。私の場合も最初の申し込みでは申し込めませんでしたが、追加枠の申し込みで幸い参加することができました。
当日の様子
スケジュールとチーム構成
当日のスケジュールは以下のような感じです。
12:20~12:50: 受付開始、準備
13:00~13:50: 進め方の説明、チーム内で自己紹介
13:50~16:20: AWS Jamを楽しむ!
16:20~17:00: 結果発表、振り返り
会場に入ってくじ引き、そこに書かれていた数字でチームが構成されます。
今回は全部で28チーム、1チーム4人の構成でした。
AWS Jamの説明
AWS Jamの説明ではゲームの進め方について簡単に説明があったあと、問題に取り組むときはソロー型ではなく、ペア型(またはモブ型)を推奨するとの案内がありました。
ソロー型が一番効率はよいですが、AWS Jamは「楽しく学ぶ」ことが一番の目的なので、ペアまたはモブ型でチームで相談しながら進めることをおすすめしています。
ゲーム開始
いよいよゲーム開始です。
問題はEasy,Medium,Hardに分かれていて、問題ごとに用意されたAWS環境で問題を買い消すして得点するような方式となっています。分野はネットワークからDevOpsまで幅広かったです。また、よく利用されているサービスを利用する問題もある反面、全く触ったことないサービスを使う問題もいくつかありました。
また、問題ごとにヒントがあるので、どうしてもわからない場合はヒントを見ることもできます。ペナルティーで得点できる点数が減ってしまいますが、悩みすぎて時間切れになるよりは、適切なタイミングでヒントを見るのが得点につながったりもします。
ヒントでは参考になるドキュメントや確認ポイントを教えてくれるので、あんなに悩んでいた課題がヒントを見た瞬間、一瞬でクリアできることもあります。そして自分のトラブルシューティングのスキルが不足していることに痛感します。笑
クロージング
ゲームが終了したら最終結果が発表され、一番多くの得点をした1位にはトロフィー、2,3位にはメダルが授与されました。
その後、チームごとに振り返りの時間をもち、集合写真を撮ることでAWS SummitでのAWS Jamは終了しました。
全体的な感想
私のチームは最終的に上位3位には入れませんでしたが、10位の中には入ることができました。イベントの途中は一時期1,2位になったときもあったので少し悔しいですね。
いやいや.....もっと解けたのに悔しい!それでも楽しかった!またやりたい!
その分AWSの勉強にはすごくなったかと思います。
自分で解決策を必死で悩み、最後に答えがわかってもわからなくても記憶に長く残ることになると思います。今回新しく知ったサービスは一生忘れない気がします(笑)
また、Summitでの参加は初めてでしたが、数年前に個別のイベントとして開かれたAWS Jamには参加したことはあります。Jamのテーマにもよりますが、新しく発表された機能やサービスが入る問題があったりどんどんアップデートされていくので、何回参加しても新しく楽しく学べることができそうです。
来年もまた機会があったら参加したいと思います。今年の順位より高い順位を目標に頑張ります!
おまけ
AWS Jamは AWS クラスルームトレーニング または AWSのイベント時に開催されますが、AWS Skill Builderの有料のサブスクリプションに加入すると、AWS Jam Journeyという形で個人的にJamを楽しむことができます。普通のAWS学習としてもよし、パブリックなイベント前にどんな感じか確認でもよしと思います。
https://skillbuilder.aws/jp/subscriptions
Top comments (0)