I'm sorry, this article is in Japanese only.
はじめに
- 本記事は『WebXR Device API が有効になっている Chrome 84 で Oculus 系の HMD が認識されない件とその解決方法について』の続編です。
- Windows 版 Chrome を対象としています。
- Mac 版 Chrome も WebXR Device API をサポートしていますが、Oculus 系の HMD は Mac をサポートしていません。
TL;DR
- Chrome 84 で使えた起動オプション
--disable-features=XRSandbox --enable-features=oculus --force-webxr-runtime=oculus
は Chrome 85 以降では使えない - Chrome 85 と Oculus 系 HMD の組み合わせで動作させる方法はない
- Chrome ベータ版 v86.0.4240.22 と Chrome Canary 87.0.4257.0 は共にフラグの変更や起動オプションなしで正常に動作する
Ref. https://twitter.com/ikkou/status/1303199925702807552
Ref. https://twitter.com/ikkou/status/1303205860873703425
Ref. https://twitter.com/ikkou/status/1303206354383822848
Chrome 85 では Oculus 系 HMD が使えない
Chrome 84 は起動オプションで、Chrome ベータ版と Chrome Canary の挙動から推測するに Chrome 86 以降は起動オプション無しで、それぞれ動作しますが、その間にある Chrome 85 で Oculus 系 HMD で WebXR Device API を使ったコンテンツを楽しむ方法は無いようです。
ちなみに、Chrome 84 時点で起動オプションが示されていた『Chrome Hardware Support』から起動オプションの記述は既に消えています。
順当に行けば次の Chrome 86 で Chrome ベータ版と同じ、起動オプション無しで動作するようになると思われるので、Chrome 86 を待ちましょう。
また、Oculus 系 HMD の内、Oculus Quest ユーザーは、Oculus Link にこだわりがなければ WebXR Device API に対応している標準ブラウザアプリの Oculus Browser を使えば万事解決します:)
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